本加賀友禅 稲手明仁 落款 着物 トール 仕付け糸付 訪問着 4357

卓越した染め技で見事な艶を表現したひと品、“くちなしに笹流水”を込めた“稲手明仁”落款/本加賀友禅の訪問着…トールサイズのお品でございます。 加賀友禅は、加賀五彩と呼ばれる藍・臙脂・黄土・草・古代染を基本に濃淡をつけ、花鳥山水を描いた絵画的な構図が特徴。全行程手作業のため、完成までは長期間を要しその希少価値的存在が高く評価されています。 浅縹色の柔らかな色使いに広がる気品の表情、彩りに柔らかな曲線を描く和笹の流水模様、楚々として描き込まれたくちなしの花、それはしなやかな染め色に込められた伝統友禅の技、正に“艶に色挿す友禅の華”、作家物ならではの丁寧な柄付けに醸し出されるこの上ない高級感、見事です。 新品未使用・撮影の為だけに着付けた一枚、仕付け糸付“手縫い仕立て”のお品でございます。 こちらのお着物は、優しいトーンの彩色で染めの美しさにフォーカスした和景を込めております。着物を飾る染め柄は正に本加賀友禅の魅力そのもの、美しきも飾り過ぎず…季節の装いに是非どうぞ。 稲手明仁は、昭和５５年に加賀友禅技術登録者の認定を受けた地元加賀生まれの友禅作家です。 流水模様は、古くから着物や帯に多用される人気の文様、他の文様との組み合わせや空間を埋める描かれ方が一般的です。“苦難や災厄を流す”・“流れる水は腐らず常に清らか”・“お浄めや火難除け”など縁起の良い模様として人気があります。流水文様の中でも観世水という柄は特に有名です。 “想いを繋ぐ加賀の伝統…四季折々に染め出づる華”、上質な着心地とセンスの良さが光るひと品…加賀友禅に袖を通す歓びは着物に美を問い求める日本人のこころが映し出されています。 採寸表 身丈 ： 175cm（肩から） 裄　 ： 70.5cm 肩巾 ： 35cm 袖巾 ： 35.5cm 袖丈 ： 49cm 前巾 ： 24.5cm 後巾 ： 29cm 素材 ： 正絹(袷) 折代 ： 身丈(内揚げ 前4.5cm・後4.5cm)　裄(身頃側：0.5cm・袖側：1cm)　袖丈(8cm) 訪問着はこちら❁　#tomihisa訪問着 tomihisaのお着物はこちらから❁　#tomihisa