Winger(1988年)
元Alice Cooperバンドのキップ・ウィンガーが率いるバンドのデビュー作。
「Seventeen」「Headed for a Heartbreak」などがヒットし、商業的成功を収めた。
ハードロックにキャッチーなメロディとテクニカルな演奏を融合。
キップの甘いルックスと演奏力で人気を博した。
黄金期を象徴する一枚。
In the Heart of the Young(1990年)
前作の路線を発展させ、よりドラマティックで成熟した内容に。
「Can't Get Enuff」「Miles Away」などヒットシングルを収録。
メロディアスな楽曲と高い演奏力がさらに洗練された。
バラードとハードな曲のバランスも良好。
当時のハードロックシーンを代表する作品となった。
Pull(1993年)
グランジの台頭期にリリースされたサードアルバム。
よりヘヴィで内省的なサウンドへ大胆に変化。
「Blind Revolution Mad」など社会性のある歌詞も特徴。
後年ファンから高く評価された。
Wingerの本質的な音楽性を示したターニングポイント作。